あなたは、最愛の人の命を奪った人を赦すことができますか?
原作 サティシュ クマール/脚本 梶本恵美/演出 石本興司
好評の内に終了いたしました。
足をお運びいただきました皆様、ありがとうございました。
ブッダと出会い、武器を捨てた殺人鬼アングリマーラ。だが行く手に待ち受けているのは、愛する人を殺された人々の怒りと憎しみだった。
真の赦しとは・・・
ひととき立ち止まり、心の声、平和の響きに耳を澄ませてみませんか?
原作「The Buddha and The Terrorist」が、東京都指定有形文化財の由緒ある建物で、リーディングシアターとしてうまれます。
■出演 秋吉久美子 丸山厚人 深貝大輔 西田聖志郎
梶村ともみ 渡邊雅子
2009年11月15日(日)・16日(月)
15日(日)14:00/18:00開演 16日(月)14:00/19:00開演
15日13:50〜原作者サティシュ クマール氏の舞台挨拶を予定
於
求道会館
(東京都指定有形文化財) 東京都文京区本郷6-20-5
○ 料金 前売・予約:3.500円/当日:4,000円
■企画・プロデュース 梶本恵美 渡邊愛子 塚田哲也 ■舞台監督 竹原孝文 ■照明 ライズ
■衣装 野村直子 ■衣装協力 竹内陽子 ■音響協力 SPO ■宣伝美術 梶村ともみ ■制作 マートル舎
□制作協力 篠藤ゆり 石黒裕美子 井上恵子 西村知子
□協力 バジリコ出版 テンダープロ エルーデ +one 東京フィルムオブアートスクール T1project
秋岡寿美子 金井秀子 水野和維 SAYOKO クラークソン瑠璃
●チケット発売開始
10
月
15
日(木)〜 3日前まで前売予約受付
*
全席自由席
●チケット取扱い
イープラス
http://eplus.jp
マートル舎
(tel:03-6279-9688。または、
mail@myrtle.co.jp
にお名前、連絡先、予約の日時、枚数などご記入の上
送信してください.。追って、こちらから返信いたします。)
●予約・お問合せ マートル舎 tel:03-6279-9688/fax:03-6279-9689/
mail@myrtle.co.jp
本企画は、ドラマ、シナリオライターの梶本恵美が企画。
サティシュ・クマ-ル氏の原作「もう殺さない」(バジリコ出版)を脚色し、平和への祈りの朗読劇として上演を希望するものです。今年11月のサティシュ氏来日記念イベントのひとつとして企画されました。
サティシュ・クマ-ル氏はインド系イギリス人で、思想家。地球8000マイルを平和の巡礼をしたことでも有名な平和主義者であり、エコロジストです。この物語はサティシュ氏が偶然、ニュ-ヨ-クで目撃した9・11から、今こそ、平和へのこのメッセ-ジを伝えたいと願い書かれたものです。
「もう殺さない」を朗読劇として上演し、より多くの方々に「平和への祈り」を伝えたい、と企画しました。
復讐に復讐を重ねても決して終わらない。
憎しみの炎は憎しみで消すことは出来ない。
今、この現代において、「赦す」ということ、他者を受け入れ、理解する・・ということの大切さを伝えたい。 この朗読劇を通し、観客に深い気づきと感動を与えることを願って制作、上演したいと思います。また、そう願う原作者に共鳴した有志たちによる公演を試みるものです。
■サティシュ・クマール
1936年インド生まれ。9歳でジャイナ教修行僧に。
ガンジーの思想に共鳴し、8000マイルの平和巡礼を行う。1973年から英国に定住。
自然への愛と共生の考え方に基づいたスモール・スクールを設立、また、E.Fシューマッハー(イギリスの経済学者「スモール・イズ・ビューティフル」の著者)の思想を引き継ぎ、シューマッハー・カレッジを創設した。
雑誌「リサージェンス(再生)」編集長も務める。著書に「君あり、故に我あり」(講談社学術文庫)がある。
■梶本恵美
京都生まれ。同志社大学卒。
1991年、NHK土曜ドラマ「春むかし」でデビュ-。
NHK「石光真清の生涯」、時代劇「御宿かわせみ」、「居眠り紋蔵」。TBS「コスメの魔法・1、2」「キッパリ!」など。主にテレビドラマ執筆。
1995年広島市主催「平和への祈り」朗読劇「時の音」(檀ふみ、山口崇)上演。
[あらすじ]
100人近くの罪もない人々を残虐に殺したアングリマ-ラ。ブッダは誰もが恐れる殺人鬼アングリマ-ラと出会い、彼を改心させる。ブッダの弟子となったアングリマ-ラは人々にやさしく説法を施すようになるが、彼に身内を殺された遺族達に身元が知られ、死刑にしようと裁判が行われる。
国中の知識者が集められ、王の元で裁判が行われる。
たとえ改心してブッダの弟子になったとしても赦されるべきではない。裁判はアングリマ-ラに死刑を宣告する方向に進んでいく。
そして、被害者側の中から最後の切り札の女性が証言台に立つ。スジャ-タというその女性はアングリマ-ラに殺された詩人の妻であり、乳飲み子を抱えて登場する。
誰もが、彼女こそが一番にアングリマ-ラを糾弾すると信じている…その時に大きなどんでん返しが起きる。
復讐に復讐を重ねても、終わらない。
愛する夫を殺され悲しみのどん底にあり、これから乳飲み子を抱えてどう生きればいいのか…。そんな彼女が全ての人々に「愛」を伝える。
中盤は法廷劇でもあるが、そこに素晴らしい人間ドラマが繰り広げられる。
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